手続の流れ
1 聴き取り
個別の状況を聴き取り、訴訟するにあたって,どのような基本資料が必要かをお知らせします。
なお,どのような基本資料が必要かは,ケースにより異なります。
2 基本資料の収集
基本資料(血液検査結果等)を収集をしていただきます。
収集いただいた資料を,担当弁護士がチェックします。
3 1次面談
担当弁護士が,訴訟提起に向けた資料の収集について説明します。
通常は,担当弁護士と直接面談していただきますが,ご希望の方は,電話・郵送でも可能です。
4 訴訟用資料の収集
訴訟提起に向けた資料の収集をしていただきます。
5 資料精査
担当弁護士が,これまで収集いただいた資料を総合判断して,訴訟可能かを判断します。
6 2次面談
担当弁護士が,訴訟可能と判断した場合,直接面談にて,訴訟の説明等を行います。
通常は,事務局(鳥取県米子市東町410番地)にて面談していただきますが,
お住まいが遠方の場合,担当弁護士が出張することも可能です。
7 訴訟提起
国に対し,訴訟を提起します。
裁判へは弁護団が出廷しますので、原告本人が出頭しなくても進められます。
裁判では原告の氏名は公表されませんので,プライバシーの問題も生じません。
訴訟係属中に,国から追加資料の提出を求められることがあります。
8 和解手続
国が和解相当と判断した場合,国から,弁護団に対し,和解の申出があります。
担当弁護士が,原告に和解の内容を確認した上で,国と和解します。
9 給付金等の支払い
国との和解が成立すると,国から,病態に応じた給付金等が支給されます。
※手続において,患者や依頼者のプライバシーは必ず守られますので,ご安心ください。
※手続の詳細については,全国B型肝炎訴訟山陰弁護団事務局まで,お問い合わせください。
費用について
相談料や資料送付は無料です。
弁護士費用は,国から和解金が得られるまではいただきません。
(和解が成立しなかった場合,弁護士費用は発生しません。)
着手金も不要です。
なお,手続を進める際に必要となる費用としては,主に以下のようなものがあります。
・ 病院での検査費用
・ 医療記録(カルテ)開示費用
・ 診断書作成費用
・ 戸籍類の取得費用
・ 事務局への連絡や資料送付の際の郵便代,通信費,交通費
(※事務局から御相談者へ連絡する際の郵便代,通信費,交通費等は無料です。)
・ 裁判所へ提訴するための訴訟費用(印紙代,切手代)
※費用の詳細については,全国B型肝炎訴訟山陰弁護団事務局まで,お問い合わせください。